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気が向いたら思いついたことを書いてみます
ひところ、「カリスマ何々」という文字をよく見た。昨日は「神」ではないかと思われる店員に遭遇した。本2冊を渡すと瞬時に「1,980円です」と言い、千円札二枚を出すと即座におつり20円を差し出した。受け取って財布に入れようかと思ったら、袋に入れた本を持っている。20円を握ったまま包みを受け取った。この間、10秒もなかった。これには驚いた。普通の店員なら数十秒かかるところだ。何という人かとレシートを見ると、担当者は名前ではなくコード番号になっている。40008478さん、あなたはスゴイ。
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華厳の滝で自殺した人の捜索費用300万円が遺族に請求されるという。鉄道自殺も頻繁に起きているが、遺族が賠償請求されるようだ。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191004-OYT1T50386/
華厳の滝といえば、藤村操だ。1903年(明治36年)5月22日、彼は華厳の滝に投身自殺した。以後、華厳の滝は自殺の名所となり、柵を作るなど防止策がとられたという記述を見たことがある。
ウィキペディアには「自殺の名所」という項目がある。三原山も最近はニュースで見ない。青木ヶ原樹海は警備体制が強化され、自殺できなくなっているようだ。
牛込の横寺町は有名だが、何故「縦寺町」とか「中寺町」とかがないのだろうか。
『一話一言』には、
牛込末寺町酒井様御下屋敷脇通にて相揃、通寺町より神楽坂左りへ、
とある。
「通寺町」の横町が「横寺町」、「末寺町」の横町が「末寺横町」だという。
アンボン(アンベノか。オエクシ=アンベノは、ティモール島のインドネシア領西ティモールに囲まれた、東ティモール民主共和国の飛び地地区及び県。一般にオエクシ県だがアンベノ県とも呼ばれている。)
チモル(ティモール島は、小スンダ列島の東端にある島。南にはティモール海を隔ててオーストラリアがある)
セレベス(スラウェシ島は、インドネシア中部にある島。植民地時代はセレベス島と呼ばれたが、インドネシア独立後は一般的にはスラウェシ島と呼ばれる)
マカサル(マカッサルは、インドネシアの都市。スラウェシ島の南部に位置し、南スラウェシ州の州都)
カナソイン(?)
ボルネヲ(ボルネオ島は、南シナ海、スールー海、セレベス海とマカッサル海峡、ジャワ海とカリマタ海峡に囲まれている島。インドネシア・マレーシア・ブルネイ、この3か国の領土であり、世界で最も多くの国の領地がある島)
安南(アンナンは今のベトナム)
アキン島内カナリイン(マキンはキリバスのギルバート諸島に属する太平洋上の島。カナリインは不明)
大田南畝『半日閑話』「五島異国船漂流」に出て来る地名である。今から二百年ほど前、インドネシア近辺から長崎まで漂流したきた人の生地。括弧内は菊池注釈(ウィキペディアによる)。
五郎丸というとラグビーということになってしまったが、昔は『曽我物語』に出て来る有名な人物であった。
礒清『吉備暖話』(坂本書店。昭和二年)には、
五郎丸と謂へば、日本に一人しかゐない、あの曽我の討入に狩屋の広椽で、五郎時致に武者振り付いた、紅つ顔稚児髷の御所の五郎丸
とある。
上方落語「遊山船」のサゲは、
質においても流れんように
だ。
大田南畝『半日閑話』に、当時の童謡として、
金を拾ふたらゆかたを染めよ、肩にかなてくもすそに碇、質に置ても流れぬやうに
という歌が紹介されている。〈菊池注=「肩にかなてこもすそに碇」という文献もある。すると「かなてこ」は「鉄梃」だ〉
「遊山船」の話を作った人は、この歌を知っていたと思われる。
小学五年か六年の時、他のクラスの先生が「ごんべさんの赤ちゃんが風邪引いた」という歌を教えてくれた。皆笑いながら覚えた。後で知ったが、曲はアメリカのものだという。
それから数年後だろうか、「ごんべが種まきゃ烏がほじくる」という妙な歌を聞いた。お笑い芸人がほっかむりをして歌っていたような記憶がある。
大田南畝『半日閑話』に、
権兵衛が種まく烏がほぢくる何事おゐても三度に一度は追はずばなるまい
という童謡が紹介されている。二百年近く前の童謡だ。
大田南畝『半日閑話』に、「海のなき国々の歌二首」がある。
海なきは大和山城伊賀河内筑紫に筑後丹波美作
近江美濃飛驒をこへては甲斐信濃上野下野是も海なし
この歌には間違いがある。山城は今の京都府南部だから海には面していないが、ウィキペディアによると、筑紫は筑前・筑後に分割されて、筑前は玄界灘、筑後は有明海に面している。
年取って転んで骨折し、寝たきりになってあの世行き、という話をよく聞く。
大田南畝も、文政元年登城の際転倒し、文政六年に死亡した。
『奴師労之』末尾に、
われ四年前戌寅きさらぎ十八日、登営のみちすがら、神田橋のうちにて、つまづきころびし後、はづき十日に血を吐しより、もとの健にたちかへるべくもあらず、酒のみても腹ふくるゝのみにて、微醺に至らず、物事にうみ退屈して面白からず、声色の楽もなく、たゞ寝るをもて楽とし、奇書もみるにたらず、珍事もきくにあきぬ、若き時酒のみて、とろとろ眠りし心地と、狎たる妓のもとに通ひし楽は世をへだてるごとくなりき
と書いている。この2年後、南畝は他界した。
南畝は私よりちょうど200年前に生まれている。江戸・明治の人は数え年齢で表示するのが普通だが、今、私との比較で満年齢で書くと、転倒したのが69歳だから、私にしてみれば去年。死亡が74歳だから四年後だ。ただ、私は未だ転倒して寝込んではいないので、南畝よりはもっと生きられるかもしれない。
映画『時代屋の女房』を見ていたら、大井三ツ又交差点が出て来たので驚いた。何度も通ったことがある。しかし、骨董屋には全く気が付かなかった。映画を見てから改めて行ってみると、骨董屋は跡方もなかった。広尾に移転したという。この近くには面白い古本屋があった。本が山積みで倉庫状態。珍しい本があったので買おうと思ったが値段がついていない。三十代の若い主人に聞くと、判断がつかないらしい。汚い本だったので「50円でいいです」と言われ、思わぬ収穫に喜んだ。
「蒼妓」という言葉がある。「蒼」を『新漢語林』で見ると、
①あおい(青)。草のような青い色。こい青色。深青色。
②青くしげるさま。
③年老いたさま。白髪のまじっているさま。
④あわただしいさま。また、あわてるさま。
とある。「蒼」には「老年」の意味があるらしい。
天明四年『通詩選』「昼三の古意」に、
昼三の座鋪二間に連なる。衣桁簞笥七宝の環。蒼妓(をいらん)縦横茶亭に過(よ)ぎり。雛妓(しんぞう)絡繹として中町に向かふ。〈原漢文。下略〉
とある。「雛妓」と対比しているのだから、「蒼妓」はベテランなのだろう。
文政四年『奴師労之』には、
東渥先生の名物六帖に、蒼妓の字をトシヨリノユフヂヨと訓せり、平賀鳩渓(名国倫字士彝戯号風来山人称源内)見て笑て曰、たゞトシマといふべきを、先生の訓笑ふべしと云へり(今の名物六帖に蒼妓の事なし古写本にありし歟)
「年増」の概念も時代によって変わる。今は「年増」という言葉はあまり使われないようだが、明治中期には、「二十二、三から年増、二十五越せば大年増、三十姥桜といわれた」という長谷川時雨の注釈がある。してみると、「雛妓」は二十歳前でなければならない。
食べながら歩く、歩きながら食べる、というのはマナー違反のような感じがするが、戦後、特にオリンピック・万博以後、かなり増え、平成には当り前のようになってしまったのではないか。
大田南畝『奴師労之』には、
夏の頃、枝豆をありきながら喰ふは、明和の頃、三ツまたに築出しの新地出来し頃よりなり
とある。これは箱崎川の中洲新地(富永町)である。現在の東京都中央区日本橋箱崎町43番地附近に相当する。今から200年ほど前、既に歩行飲食がなされていた。
税率2%の差を考えると、これからはイートインよりも歩行飲食がより盛んになるのではないか。
ダイエーは昨年冬の改装にあたり、地階にイートインスペースを広くとった。今回の増税のことを考えなかったのだろうか。客が、「あのイートインスペースで食べます」と言えば、消費税10%をとらなければならない。イートインで食べている人をつかまえて、レシートを見せろ、とは言えない。客の方でも2%違うのなら中では食べない、ということになるだろう。あの空間(畳にして十畳強か)は何とももったいない。
女性の名で「るい」「るみ」「るめ」は見たことがあるが、初代市川八百蔵の妹の名は「るや」だという。
本名かどうかわからないが、今、「るき」という名の人がいるようだ。
街を歩くと、増税の影響をひしひしと感じた。ホームセンターは閑散とし、レジに並ぶこともなかった。ダイエー・ドラッグストアのレジは一人待ちで済んだ。業務スーパーやドラッグストアの駐車場は、いつも満杯状態だが、今日は数台しか見られなかった。この状態がいつまで続くのだろうか。
それにしても今日は10月とは思えない暑さだ。ノースリーブのお姉さんまでいた。9月の気象情報で「10月 残暑」とあったが、正に10月残暑。一年の半分以上が夏になってしまった。公園や町中では、熱帯密林に入り込んだのではないかと錯覚するような、派手な鳥の啼声があちこちで聞える。熱帯ニッポン。
正気散は、『申楽談義』(永享二(1430)年)に載る。
藿香正気散は、『言継卿記』天文十七年(1548)条に載る。
藿香正気散は、今でも販売されているようだ。500年近い歴史。
葛根湯は『傷寒論』に記載があるから、1800年ほどの歴史。
まさに物は言いようだ。関電役員は「収賄」を「一時保管」と言ってのけた。
掏摸も泥棒も、「盗ったのではなく、私の所に『保管』しただけ」と言うだろう。
悪事でなければ、「保管」と考えるのは理にかなっているかもしれない。私の命はこの世で「一時保管」しているだけ。金を出して買ったものも「一時保管」。どうせあの世まで持って行けるわけではない。
書店で買物をした。行列の短いレジに行った。レジは三台。一番奥は中年の婦人が書類にサインさせられている。真ん中はそれより若い女性だが、ポイントカードだかサービスカードだかをたくさん並べている。1番手前のレジは現金客だが、他の二台よりも回転が速い。奥二台の女性が終わるまでに手前は三人以上が会計を済ませた。カードで速いのは駅の改札だけではないのか。
日曜の大阪に出たが、人が多すぎる。半分ぐらいに減った方がよいのではないかと思われる。東京はもっと多いのだろう。信じられない。
「おかわりおかわり」という辞世を詠んだのは礫川喜望(本名・渡辺望)であった。
『団々珍聞』の記者でもあり、あちこちの雑誌に投稿もしていた。
「うつり行く世をカラクリと見る中に早お先様お代りお代り」。
『玉川砂利』という書名の本があるのを知り、驚いた。土建業者の本ではない。大田南畝作。南畝は、業務で多摩川の堤防視察などをしていたようだ。しかし、この本は業務報告ではなく、雑記・雑録・雑文だ。序に「さゞれいしといへば奇麗に聞ゆれど、小砂利はおなじ小砂利なり」とある。物は言いよう。「砂利」と謙遜しつつも、「人間一生も此位な者なるべし、得喪禍福毀誉成敗日夜前に引道具にて、せんの方はおかはりおかはり」など、達観した所もある。誰やらの辞世に「おかはりおかはり」というのがあったと思うが、今、出てこない。南畝よりは後の人だったような気がする。
ビエンナーレは、2年に1回開かれる美術展覧会。
トリエンナーレは、3年に1回。
それでは「4年に1回」は何というのかと見ると、「クアドリエンナーレ」だという。1年に2回開かれるバイアニュアルというのもあるそうだ。
1年に1回は、アニュアル。これは英語の時間に出て来た記憶がある。
木村一基九段が46歳3カ月で王位のタイトルを獲得した。座右の銘は「百折不撓」。
https://times.abema.tv/posts/7021359
この四字熟語は当然中国人が作ったものだが、田中正造も銘としていたようだ。
高崎哲郎『百折不撓 鉱毒の川はよみがえった―渡良瀬川鉱毒事件 板橋明治と父祖一世紀の苦闘』(信山社サイテック、2004年)という本がある。
いつの世にもお世辞の上手な人がいる。
大田南畝『半日閑話』には、
文政三庚辰年二月、此頃の諺に、いつも御わかひと云詞流行也
とある。
四壁蕎茂蔦『わすれのこり』(安政元年序)には、「流行言葉」として次の話がある。
いそがはしく行く人を呼びとゞめて、いつもお若い、といへば、まだ歯が生へない、といひて、口をおほふて見
せる、
「お若い」と言われるようになったら老人の部類だ。先日は採血師が私に向って「若いですね」と言った。この人は年寄りと見ると「若いですね」と言う習慣のだろうか。
「オタ芸」と「ヲタ芸」とは違うという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201909/0012731832.shtml
今の若者は「オ」と「ヲ」とを区別できるのだろうかと不審に思った。私が担当していた学生達は「○○を」を「○○オ」と発音していたし、私が「○○ヲ」と発音すると、いとも妙な顔をしていた。NHKのアナウンサーも「○○を」を「○○ヲ」でなく「○○オ」と発音するという記事をずいぶん前に読んだ記憶がある。
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