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気が向いたら思いついたことを書いてみます
ウィキペディアには毎日お世話になっている。どれだけの人が関わっているのか知らないが、詳細舌を巻くような項目もあれば、残念な項目もある。
ウィキ「塚原渋柿園」の項目に、
幕末の江戸風俗 岩波文庫 2018。菊池眞一編 
が追加された。発売後一ヶ月も経たないうちの更新には恐れ入る。
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『東海道四谷怪談』二幕に「雑司ヶ谷四ツ谷町の場」がある。この芝居では、民谷伊右衛門とお岩が住んでいたのは、今の新宿区四谷(お岩稲荷のある四谷左門町など)ではなく、現在の豊島区雑司が谷2丁目15番地付近(目白台2丁目交差点北方)という設定だ。
尾張屋清七版『雑司ヶ谷音羽絵図』(安政四年)を見ると、下雑司ヶ谷町に「四家町」「四家丁」「高田四家町」があり、関口台町に「高田四ツヤ町」「小石川四ツ丁」がある。「よつや」という町名はあちこちにあったようだ。「三軒家」「四家」「五軒町」は関係があるのだろうか。
「講談社文芸文庫」をウィキペディアで見ると、
主に純文学、文芸評論の収録が多い。
とある。「主に」「多い」だから、純文学・文芸評論以外のものがないわけではない。しかし、「文芸文庫」と「伊藤痴遊」という組み合わせは、考えられないというか、意外というか、ミスマッチというか、理解に苦しむ。痴遊は双木舎痴遊と名乗った政治講談師であるから、講談社から本が出るのはおかしくない。しかし「文芸文庫」ではなく「講談社文庫」ぐらいでよいのではないか。「講談社文庫」は500ページ以上のものは出さないのだろうか。「講談社文庫」出始めの頃は、ページをノドまで強く開くと「パリン」と音を立てて本が割れてしまうことが多かった。背の接着糊に弾力性がなかったのだろう。何冊か、それで本をこわし、以後はあまり買わなくなった。
昭和五十年代、1万円の研究書が出て驚いた。千円を超す文庫本を初めて出したのは講談社文芸文庫だろうか。その講談社文芸文庫の9月新刊『隠れたる事実 明治裏面史』(伊藤痴遊)が、560ページで税別2,200円、税込2,376円だというから驚く。1万円を越す研究書を私費で買える人は限られている。2千円を超す文庫本を私費で買う人がいるのだろうか。文芸文庫は痴遊物をこの後何冊出すつもりなのだろう。『明治裏面史』の売れ行き次第か。
『幕末の江戸風俗』は464ページで、税別950円だが、税込だと千円を超えてしまう。
創立何十周年記念などで配られる辞書などの本は、出版社以外の会社では、どの程度あるものだろうか。
今日入手した辞典は、「本社社屋竣工記念」と銀箔が押してある。私が古本で買った岩波文庫『大隈重信演説談話集』は早稲田大学卒業記念のカバーがついていた。こういうものに使われれば、出版社としてはありがたい。しかし、本は重い。前者は700頁余、後者は500頁余だ。この辺がギリギリの所だ。『広辞苑』を記念品・引出物に贈ったら、文句を言われるだろう。昭和時代に本を贈りたがった社長は、21世紀には電子辞書を贈るだろう。
砂かぶりに今日も大村崑がいる。86歳とは思えない。片肺だけで86歳まで生きているというのも驚きだ。
渥美清も大村同様右肺を切除したが、68年の人生だった。
やっと散歩らしい散歩ができるようになった。昨日までは暑すぎて歩くのが辛かった。駅の階段を上り下り、上り下り往復できたのはよかった。1時間以上歩くと、やはり汗だくだ。
9/10アップの「岩波ベストテン」(8月27日~9月2日)
【文庫】の部で第2位を維持した。
9月新刊が出ると、ガタンと落ちるだろう。アマゾンの岩波文庫ランキングでは、9月2日以降ベストテン圏外だ。
https://www.iwanami.co.jp/news/n26283.html
1 君たちはどう生きるか
2 幕末の江戸風俗
3 星の王子さま  
「忘却のサチコ」を見た。一月に放送されたものらしいが、十月から連ドラ化されるそうだ。主演の高畑充希は有能な編集者だが、コチコチ人間。曲がる時に直角に体の方向を変える。大学の同期にこの歩き方をする男がいたのを思い出した。新郎に逃げられた後、美食に目覚める。最初が「さばの味噌煮定食」なのがすばらしい。「トルコライス」は私は食べたことがないし、食べようとも思わない。次が「富士そば」だったのはガッカリ。一度池袋の富士そばに入ったことがあるが、再度訪れようとは思わない。
ダイエーのレジが大混雑。日曜昼前のせいかなと思ったが、それだけではないようだ。レジの手前に「レジが新しくなりました。精算に時間がかかります。ご理解のほど、よろしくお願いします」という紙が掲げてある。どうして今までより時間のかかるレジ機を導入したのか。何の説明もないので「ご理解」をと言われても、全く理解できない。
ラーメン専門店には、もう何十年と行っていないが、店によっては「替え玉サービス」をしている所もあるようだ。ところが、このうどん屋のおやじは「出汁」を出ししぶって客から暴行(?)を受けたという。何故数十ccの出汁を入れてあげられないのか。替え玉をサービスせよと言われたわけではないだろう。客も男女二人で一杯のうどんを食べていたというが、出汁を飲んだのは男なのか女なのか。うどんを食べただけで減るほど初めから少ない量の出汁だったのか。いずれにしてもみみっちい話だ。
よく見たらこれは二年前の記事だった。
2016/12/10 10:31神戸新聞NEXT
うどんだし足してもらえず店長暴行容疑で男逮捕
尼崎北署は10日、暴行の疑いで、兵庫県尼崎市の会社員の男(39)を逮捕した。
逮捕容疑は、10日午前1時前、同市立花町のうどん店で、食べていたうどんのだしが少なくなり、「足してほしい」と店長(61)に頼んだところ断られたため、店長の腕をつかみ、店のカウンターに押し付けた疑い。同署によると、男は共に来店した女性と1杯のうどんを一緒に食べていた。調べに対し、容疑を認めているという。
三村清三郎「物故された昆石翁」(『江戸生活研究 彗星』第二年第十号〈昭和九年九月一日〉に、
昆石翁は根気のいゝ人で、他から来た二重封筒の中の色紙を丁寧に貯めてそれで手帳を拵へてゐた。
とある。
自分の所に来た封筒を裏返し、再利用して、私の所に郵便を送ってきた先生もいらっしゃった。昔は物持ちのいい人がいた。今でもいるのかもしれない。
明治初期も在学中に就職が決まり、中退する学生が多かったようだ。
三村清三郎「物故された昆石翁」(『江戸生活研究 彗星』第二年第十号〈昭和九年九月一日〉に、
其頃は大抵卒業前に皆買はれて行つて、真面目に卒業する迄居るものは少なかつたのを昆石翁はとうとう卒業する迄居た。卒業して誰しも望む官途を顧みず、翻訳に従事した。
とある。昆石は慶應義塾卒業である。
岡本昆石は、江戸関口台町大縄地に生まれた。現在、関口台町という地名はなく、関口台町小学校に名を残すのみ。調べると、昆石誕生・居住地は、現在の文京区目白台3丁目らしい。
椿山荘・野間記念館・永青文庫・和敬塾・関口教会の北、目白台児童遊園の東方だ。
月何回かとはいえ、ここから江戸城まで歩いて通っていたのかと思うと、感心する。大久保百人組といい勝負だ。
池田信夫がおもしろい提案をしている。企業が大学生を採用する場合、卒業を要件とせず、内定したら中退してもいいことにせよ、という。
しかし企業の総合職は「大学卒業」を条件とする場合が多いので、必要のない人まで大学に行く。これは無駄なので、大学卒業ではなく大学入学を条件にし、内定したら中退してもいいことにしてはどうだろうか。
そういう雇用慣行は、昔はあった。外交官には大卒の資格が必要なかったので、外交官試験に在学中に合格した学生は中退するのが普通で、外務省では「大学中退」がエリートだった(今は外交官試験が廃止されたので普通の公務員と同じ)。
http://agora-web.jp/archives/2034594.html
今は違うだろうが、私が学生の頃は、大学院では、修士課程で就職する人が優秀で、博士課程まで行くのは「落ちこぼれ(?)」という感じだった。
ネット上の情報は信頼できないもの、誤ったものが多い。私について、
82年東大大学院博士課程中退。
などとしているサイトがあるが、これは間違いだ。私は博士課程を中退できるほど優秀ではなかった。名目上は「単位取得満期退学」ということになっているが、実際は満期になっても就職できず、1年余計に在籍していたという、正に「落ちこぼれ」である。
Googleストリートビューで神楽坂を見た。この近くでアルバイトをしていたのは40年以上前だから、様変わりしているのは当然。コンビニ・ファーストフード、その他チェーン店がたくさん。
神楽坂毘沙門天善國寺を見ると、入り口が変っている。昔は通りに面して信者奉納の石柱が並んでいた。入り口に一番近い所に「小佐野賢治」とあった。ちょうどロッキード事件証人喚問の頃、私はそれを見た。
カーリル(日本最大の図書館検索)で、本の所蔵・貸出状況がわかる。
https://calil.jp/book/4003121317
『幕末の江戸風俗』について調べると、やはり東京の図書館の貸出率が圧倒的に高い。27館で19冊が貸出中だ。北海道は2冊。沖縄・鹿児島は所蔵すらされていない。
我が人生で初めて知った塚原姓の人物は「塚原卜伝」だ。剣豪として子供の本に出ていた。その後、テレビで左卜全という役者を知ったが、卜全は卜伝をもじったものだろうと思った。
「塚原光男」は私と2歳違いだ。オリンピックで活躍したのは知っていた。
30代で「塚原渋柿園」の作品を読み、書誌データを集めたりした。
この8月17日に塚原渋柿園『幕末の江戸風俗』(岩波文庫)を出した。すると8月29日、宮川紗江選手が「塚原光男」千恵子夫妻のパワハラを訴え出た。
塚原姓で知っている人は他にいない。
関口台町小学校前の目白坂(不動坂)を東に下るとすぐ左側に「この先通り抜けできません!」という黄色い立て看板が立っている。大塚警察署・文京区が設置したものだ。しかし、GoogleMapストリートビューでは、ずっと坂を下れる。高橋手帳のある音羽通りまで出られる。「自転車以外通行禁止」の標識があるから、黄色の立て看は自動車に向けての警告か。以前も「通り抜けできません」とあったが「そんなことないだろう」と思って進み、通れたことがあった。私は車をやらないので道路標識が車向けのものだということを知らなかった。
それなら、このストリートビューの撮影者はどうやって撮ったのか。徒歩かバイクか? ミニカーで交通違反をしつつ撮ったのだろうか。
国会図書館が「利用者アンケート」を行っている。毎年やっているようだ。他の人々がどんな注文をつけているのかを見ようと思ってアクセスしたら、そんなものはなく、自分で回答する羽目になった。
「過去のアンケート結果」を見ても、出ているのは数字だけで、どんな不平不満が出され、どのようにそれに対応し改善してきたのか、そういうことが全くわからない。
私が書いた不満は次のとおり。
関西館
明治期の雑誌新聞をマイクロ化したものの原本は関西館に保存されているが閲覧不可で、マイクロは東京館にしかない。これは地域差別だ。東京館と同じマイクロ資料を関西館にも置くべきである。
東京本館
「憲政資料室」など別置の資料があって利用に手間のかかるのが困る。マイクロ資料は一括して端末から借り出せるようにしてもらいたい。
本館二階の検索端末が全部ふさがっていることがあった。テーブルのみの席に端末を設置するとか、外側ベンチのある所に立ったまま利用できる端末を設置するとか、増やしてもらいたい。
某氏が佐藤雅美を愛読しているという。私は名前も知らなかった。時代小説作家らしい。アマゾン1円本『江戸繁昌記 寺門静軒無聊伝』(講談社文庫)を買って読んだ。『江戸繁昌記』の書き下しがたくさん出て来るこの本が、2002年単行本の後、2007年に文庫本となったという。何万部かは売れたということだ。
23ページと60ページに
式亭三馬の『傾城買二筋道』
と出て来るが、これは間違い。梅暮里谷峨だ。

9/3アップの
「岩波ベストテン」(8月20日~8月26日)
https://www.iwanami.co.jp/news/n26113.html
【文庫】の部で第2位となった。
1 君たちはどう生きるか
2 幕末の江戸風俗
3 私の生い立ち
「読書メーター」に『幕末の江戸風俗』の感想が投稿された(8/31)。
https://bookmeter.com/books/13070125
岩波文庫はこういう本を出してくれるから嬉しい。青空文庫にまだ無いものをどんどん出して欲しい。江戸っ子で幕末に青春を送った著者が追憶する江戸のリアル幕末(武家の商法のリアル!)や、当時の考証。江戸文化大好きな人にはタイムスリップ必至の1冊だろう。あとこの塚原渋柿園、独特のユーモアの持ち主で好感がもてる文章である。
何をしている人か、全く見当もつかないが、硬軟かなりの読書量だ。
今日は震災記念日。1923(大正12)年の関東大震災から95年だ。
震災後二年ちょっとの大正十五年一月十日、鶯亭金升は『東京毎日新聞』に次のように書いている。
震災後一層殖えたのは食堂と喫茶店(きっちゃてん)だ。中にも喫茶店(きっちゃてん)は各町に在つて洋菓子と珈琲で客を呼んで居る。
若い頃は喫茶店によく行ったものだ。神田古書店巡りの帰りには喫茶店に寄った。関西へ来てからほとんど喫茶店には行かなくなった。煙草をやめたのも関係あるかもしれない。
ウィキペディアには、
1920年代 - 日本で喫茶店ブーム。当時コーヒー一杯10銭。
とある。今は英國屋で500円だ。5000倍の値上がり。高すぎる。
8月23日、朝日新聞に広告が出ると、翌日にはアマゾンランキング「岩波文庫」の部で第2位になった。その後はずるずると順位が下がったが、今日は「岩波文庫」の部でも「明治維新」の部でも第4位となった。文春効果だろう。
岩波文庫 の 売れ筋ランキング(アマゾン)
1.君たちはどう生きるか
2.ソクラテスの弁明・クリトン
3.新訂 孫子
4.幕末の江戸風俗
Amazon.co.jpの売れ筋ランキング。ランキングは1時間ごとに更新されます。(上記順位は9月1日6時50分のもの)
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