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気が向いたら思いついたことを書いてみます
今日の東京新聞「筆洗」は蕪村。

 与謝蕪村には食べ物を詠んだ俳句が多い。医師の安田宏一さんは蕪村好きが高じて、約千八百句が収録された岩波文庫の『蕪村俳句集』から、詠まれた食べ物を分類した。安田さんのエッセー「蕪村はグルメ」によると、食べ物の句は百四十六あり、十六句のすしが最も多い。有名な<鮒ずしや彦根が城に雲かかる>もその一つだ。押しずしを自分でつくっていたらしく、自然発酵させるなれずしも好きだったようだ。次に多いのはふぐ汁。ふぐを詠んだ句を合わせると十八句で、すしを上回った。<鰒汁の宿赤あかと燈しけり><その昔鎌倉の海に鰒やなき>。ふぐを食べなかったらしい鎌倉人への優越感もうかがえる。当時は白みそ仕立てだったようだ。<ふぐ汁の我活きて居る寝覚哉>。毒にあたって命を落とす者も多く、明治になるまで禁制だったが、ひそかに食べられていた。寒い晩のふぐ汁は格別だったことだろう。

安田宏一のエッセイは文芸春秋の年間随筆集に載っているらしい。

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