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気が向いたら思いついたことを書いてみます
「蒼妓」という言葉がある。「蒼」を『新漢語林』で見ると、
①あおい(青)。草のような青い色。こい青色。深青色。
②青くしげるさま。
③年老いたさま。白髪のまじっているさま。
④あわただしいさま。また、あわてるさま。
とある。「蒼」には「老年」の意味があるらしい。
天明四年『通詩選』「昼三の古意」に、
昼三の座鋪二間に連なる。衣桁簞笥七宝の環。蒼妓(をいらん)縦横茶亭に過(よ)ぎり。雛妓(しんぞう)絡繹として中町に向かふ。〈原漢文。下略〉
とある。「雛妓」と対比しているのだから、「蒼妓」はベテランなのだろう。
文政四年『奴師労之』には、
東渥先生の名物六帖に、蒼妓の字をトシヨリノユフヂヨと訓せり、平賀鳩渓(名国倫字士彝戯号風来山人称源内)見て笑て曰、たゞトシマといふべきを、先生の訓笑ふべしと云へり(今の名物六帖に蒼妓の事なし古写本にありし歟)
「年増」の概念も時代によって変わる。今は「年増」という言葉はあまり使われないようだが、明治中期には、「二十二、三から年増、二十五越せば大年増、三十姥桜といわれた」という長谷川時雨の注釈がある。してみると、「雛妓」は二十歳前でなければならない。
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