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気が向いたら思いついたことを書いてみます
日置昌一『ものしり事典』に、
大東亜戦争中の愛国歌人として知られた川田順(六十八歳)と、京都大学教授経済学博士中川與之助の前婦人鈴鹿俊子が和歌を通じて恋愛に陥り、昭和二十三年十二月三十日に順がそのために洛東真如堂の境内で自殺をはかつて未遂に終つたことがあつたが、そのとき彼が友人に宛てて送つた遺書の中に、
  若き日の恋は はにかみて面(おもて)赤らめ
  壮子時(おさかり)の四十路の恋は世の中に
  かれこれ心配れども
  墓場に近き老いらくの
  恋は怖るる何ものもなし
と詠じていたので、「老いらくの恋」として、華々しく当時のジャーナリズムにさわがれたのである。そしてこのことから二人は間もなく結婚へと進み、ついに愛の巣をつくるに至つた。
とある。
「老いらくの恋」とは川田順の造語のようで、戦前に例を求めることはできないだろう。
今は七十代で数十歳も若い女性と結婚する人が多いようだが、「老いらくの恋」とは言われないようだ。双方打算があるからか。
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