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気が向いたら思いついたことを書いてみます
柴田宵曲『明治の話題』(昭和三十七年)の「あとがき」で岡本経一は、次のように述べている。
柴田さんに影響を与えた先輩は、前に挙げた人達みんな世上「翁」と呼ばれた。年をとればみんな翁になるのではなく、翁と呼ばれるにはそれだけの風格がなければならない。ジャーナリズムの寵児ともならず、金持にもならなかったけれど、わが道を往く悠々たる人生であった。柴田さんは私淑した翁たちの遺稿を整理して本にしたがる。みんなただ働きだ。例えば次のように。
寒川鼠骨「正岡子規の世界」
五百木瓢亭「瓢亭句日記」
林若樹「集古随筆」
内藤鳴雪「俳話」
これ以外で、「前に挙げた人達」とは、三田村鳶魚・山中共古等である。
岡本の「翁」についての言説はよいが、「私淑」という言葉の使い方を誤っているのではないか。『日本国語大辞典』には、「敬慕する人に直接教えを受けることはできないが、ひそかに尊敬し、模範として学ぶこと」とある。ここに挙がっている人々と宵曲は接触・交流があった。
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