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気が向いたら思いついたことを書いてみます
伊藤晴雨『風俗野史』巻の一「江戸市中生業づくし」は、
江戸の所謂大道芸人なるものは大別して左の種類があり
1単に技芸のみを持て銭を乞ふもの
2物品を売る目的を以て演芸をなすもの
3格別の技芸なくして金銭を乞ふもの
と分類している。分類とは難しいもので、必ずといっていいほど、どこにも入れられないものが出てくる。「紙芝居」は、紙芝居を読み(演じ)聞かせるという一種の芸だが、同時に水飴を販売するという商行為を行なっていた。水飴を買わないと紙芝居が見られない。更に、5円で水飴を買うと、同時に2㎝×1㎝程度の小さな煎餅のようなものを渡される。これには瓢簞形等の溝がついていて、それに従って図形を切り抜くと別のお菓子がもらえるという博奕のような要素もあった。パリパリの煎餅なので、割れてしまってなかなか形を切り抜けない。唾で濡らせば簡単だが、それは違反だった。このように「紙芝居」は伊藤晴雨の言う1と2の要素の他に射幸心を刺激するという要素もからんでいる、複雑なものであった。それでもテレビが各戸に普及すると、すたれてしまった。
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