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気が向いたら思いついたことを書いてみます
昨日は皆既月食だった。当地では曇って見えなかった。「皆既月食」という表記はおかしいのではないか。「皆虧月蝕」が正しいのではないか。
「蝕」は常用漢字にないから「食」で置き換えるのは仕方ないとしても、「虧」は「欠ける、減らす、損なう」の意味だが、これを「既」に置き換えるというのはどういうわけなのか。「既」は「ことごとく」だから、「皆」と「既」とで意味が重複する。強調か。
『玉葉』に
(承安五年四月十五日)此日皆虧月蝕
とある。
『師郷記』に、
(永享五年十一月)十五日、甲午、今夜月蝕皆虧之由載暦、然而一切不蝕者也
とある。
『慶長日件録』に、
(慶長十一年八月)十四日、微雨、戌亥刻月蝕皆虧、此時刻晴天
とある。
しかし、
『玉葉』には
(建保三年八月十四日)子剋。月蝕。皆既正見。
(寛喜元年十一月十四日)天晴。今夜月蝕皆既
ともある。
「皆既」という表記は、文部省のお役人が、「虧」が常用漢字にないので「既」に置き換えたというのでもないらしい。
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