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気が向いたら思いついたことを書いてみます
岩波文庫『江戸端唄集』を買った。書名に反し、過半が俗謡なのには驚いた。解説243頁の、
しかし都々逸で百人一首を扱った例は、都々逸の成立した時期から考えても、ここに掲げた『都々逸 恋の美南本』が最初だと断定してよかろう。
という記述は間違いであると断定してよかろう。『都々逸 恋の美南本』は倉田氏が言うとおり、
原本は、作者、刊年ともに未詳である
刊年不明のものを「最初だと断定」できるわけがない。私は、百人一首パロディ都々逸刊本の最初は、『新板百人一首吉原どゝいつ』(弘化五年。1848)であると考えている。もちろん、断定はできない。これより古い資料が見つかるかもしれない。
『都々逸恋の美南本』の「美南本」には「みなもと」とルビがあるが、「恋」にルビがないのも問題。『都々逸恋の美南本』は「どどいついろのみなもと」と読む。「恋」に「いろ」とルビを振るべきだ。
また『都々逸恋の美南本』が百人一首を踏まえた都々逸の本であるかのように記述しているのもいけない。百人一首パロディ都々逸は同書のごく一部にすぎない。早大HPに画像がアップされているので参照願いたい。
http://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/he07/he07_03613/he07_03613.pdf

http://www.kikuchi2.com/kounan/57-4.html
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