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気が向いたら思いついたことを書いてみます
四十数年前、松戸に引っ越した。市立図書館の帰り、江戸川堤に添って北上することしばらく、明らかに昭和初期の遊廓と見える建物があった。しかし、近寄ると青年達の声が響いている。遊女屋を安く買い上げてどこかの会社の寮にしているのかと思った。
私の想像は半分は当り、半分は外れていた。江戸川・樋古根川沿いのこの辺は平潟遊廓。木村聡『赤線跡を歩く』(自由国民社。1998年)には、
明治、大正、昭和を通じて十数軒の店があり、戦後も一部が再開したが、昭和二十九年いち早く廃業を決めて「柳仙育英センター」という会社を設立。ほとんどの業者が学生寮に転じた。
とある。この本によると、平成八年まで最後の一軒が残っていたが、平成九年にはなくなっていたとのこと。
これより先、私は奥田博昭『遊廓跡の司法研究室』(社会思想社。1992年)を購入した。これによると、中央大学などの学生寮として使われていたことがわかる。ここに住んでいた人の記述だけに詳しいが、写真が全くないのが残念だった。『赤線跡を歩く』には最後の一軒の写真がある。私は何軒か写真を撮ったが、デジタル時代ではなかったので、どこかへ行ってしまった。今は平成に立て替えられたと思われる立派な建物になっている。
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