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気が向いたら思いついたことを書いてみます
鶯亭金升『明治のおもかげ』昭和二十八年初版の254ページに
本泉寺の温泉
とある。
吉野にあるのは「東泉寺の温泉」で、「本泉寺」などという所はない。現在は「湯泉地温泉」と言う。
では、なぜ、このような誤植が生まれたのか。それは、「本」のくずしと「東」のくずしが似ているからだ。
「東」のくずし字
http://codh.rois.ac.jp/char-shape/unicode/U+6771/
「本」のくずし字
http://codh.rois.ac.jp/char-shape/unicode/U+672C/
金升は原稿に「東泉寺」と書いたのだが、文選工・植字工が「本泉寺」と読んでしまった。これは無理からぬことである。
昭和二十八年九月十八日、初校が出た。十一日かけて校正を終えた。時に金升八十五歳。若干の見落としはやむを得ないだろう。金升の校正はこれ一回のみだったようだ。
私は「東」をくずして書くことはないが、「本」は面倒な時くずしてしまう。しかし、若い人はこれを読めなかった。
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