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気が向いたら思いついたことを書いてみます
12月14日の一面コラムで「忠臣蔵」関係を扱っているのは、「東奥日報」「福島民報」「上毛新聞」「新潟日報」「神戸新聞」「山口新聞」(15日)「佐賀新聞」。三百年以上経ってなお語り継がれ、涙を誘う。佐賀新聞の「国民的物語」という言葉が最もふさわしい。以下部分引用。全文はサイトで。
◎東奥日報「天地人」
 きょう12月14日は旧赤穂藩の浪士47人が吉良上野介邸に討ち入った日だ。主君・浅野内匠頭の仇として上野介の首を取り、本懐を遂げる。「『忠臣蔵』の決算書」(山本博文著)によると、忠義心だけでなく、軍資金の存在も大きかった。いつの世も先立つものは金のようだ。江戸城で主君・内匠頭が上野介に斬りかかり、一方的に内匠頭だけ即日の切腹を命じられたのがことの発端だ。310年ほど前のことだ。赤穂藩は取りつぶしとなり、国家老だった大石内蔵助の手元には資金が700両近く残った。今のお金にしてザッと8300万円だ。
◎福島民報「あぶくま抄」
 白河市役所近くの関川寺に赤穂浪士中村勘助の妻の墓がある。元禄15(1702)年、討ち入りを前にした勘助は、妻と子を白河城下に住む実弟に預けた。「後顧の憂いなく念願を果たしたい」という気持ちだったに違いない。妻は20年後、63歳で亡くなり、同寺に葬られた。
◎上毛新聞「三山春秋」
 小説『磯部のやどり』はこの随筆と対をなし、討ち入りから30~40年後の遊謙を描く。華々しく世にもてはやされる四十七士とは対照的に、運命を受け入れ謙虚に生きる人物像に綺堂の人間観がのぞく。吉良邸討ち入りからきょうで310年。近年、討ち入りを題材にした小説では吉良側から見たり、切腹しなかった赤穂浪士の生き残りを描いた作品が目立つという。『磯部のやどり』はその先駆けと言っていい。
◎新潟日報「日報抄」
 小間物問屋の手代、九十郎には恋仲の娘がいる。娘の父親は大工の棟梁だ。九十郎は、棟梁が書いたある屋敷の絵図面を見せてもらえないか、と娘に頼んだ。娘は棟梁に懇願したが、首を縦に振らない。「お父つぁんの分からず屋!」「あの図面だけは駄目だ。まったく、頑固なところばっかり母親に似やがって」。娘が惚れた男、商家の手代は仮の姿で、実は赤穂浪士の岡野金右衛門だった。やがて事情を察した棟梁は、絵図面が金右衛門に渡るように計らう。主君の敵吉良上野介の屋敷の絵図面を手に入れようと、金右衛門は娘に近づいたものの、慕情が断ち切れず苦悩した。芝居向けの創作だが、忠臣蔵に花を添える悲恋だ
◎神戸新聞「正平調」
 忠臣蔵といえば討ち入りを想像するが、文楽や歌舞伎では人情話が中心だ。松の廊下の刃傷沙汰も、妻に言い寄る男の嫌がらせに堪忍袋の緒が切れたのが原因とする。討ち入り参加を願う夫の金策のために身を売る女性など、事件の背後にある人間の悲しさが涙を誘う
◎山口新聞「四季風」
「江戸の夜風をふるわせて響くは山鹿流儀の陣太鼓…」。ご存じ三波春夫の名調子で知られる歌謡浪曲「元禄名槍伝 俵星玄蕃」の一節。やりの名手とうたわれた玄蕃が赤穂浪士の吉良邸討ち入りに助太刀に駆け付ける場面だ。昨日はその討ち入りの日だった。太鼓を打っているのは大石内蔵助。実際には山鹿流に陣太鼓はなかったという説もあるが、話としては面白い
◎佐賀新聞「有明抄」
 <忠臣蔵とかけて関節痛ととく。その心は? 年のせいで、ぎしぎし(年の瀬で義士義士)いう>。先日、ラジオで聞いたなぞかけだ。この時期になると決まって登場するのが「忠臣蔵」。いわば国民的物語である。旧浅野家家臣の四十七士が本所松坂町の吉良邸に討ち入ったのは、元禄15(1702)年師走半ばの14日。直後に赤穂事件を扱った歌舞伎の演目があったというから、世間の関心の高さがうかがえる。集大成として書かれたのが「仮名手本忠臣蔵」。討ち入りから46年後、大坂竹本座の人形浄瑠璃として初演され、人気を集めた

小沢昭一コラム追加
12月13日上毛新聞「三山春秋」
 「私は明治という時代が好きです」。10日に83歳で亡くなった俳優の小沢昭一さんが、2005年、博物館明治村(愛知県犬山市)開村40周年のとき、村長として述べた祝いの言葉だ。映画、新劇、テレビ、ラジオなどで活躍し、民衆芸能の研究など多彩な仕事を残した。その一つが、同村長を04年から務め、明治の建物を大切にすることの意義を発信したことだった。明治村には、小沢さんの父親が若いころに修業した新潟県上越市の高田小熊写真館(明治末に建築)が移築・保存されている。父は上京してこれとよく似た写真館に「飛びつき」開業したという
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