忍者ブログ
気が向いたら思いついたことを書いてみます
内田魯庵『下谷広小路』(『下谷上野』昭和四年)に、
下谷は昔から文人墨客の淵藪として知られ、正保の昔池の端で江戸で初めての本屋を開いたものもあり、延宝の頃には了翁僧都が江戸で初めての文庫を開いた因もあつて広徳寺前から山下、広小路、お成道へ掛けて江戸末から明治の初年はリテラリー・クオーターで本屋が多かつた。今の黒門町の文行堂、お徒士町の吉田里子などは其頃からの古い暖簾だが、勧学屋の錦袋円の店を譲受けた琳琅閣の先代は明治の本屋歴史の逸すべからざる怪物であつた。
とある。
東京古書組合「東京の古本屋 台東区」から、旧下谷区に相当する店を抜き出すと、
西楽堂(台東区上野1-18-11)
文行堂(台東区上野3-16-4)
bangobooks(台東区谷中2-5-10)
弘和洞(台東区谷中7-18-6)
古書 鮫の歯(台東区谷中7-5-11)
古書 OLD SCHOOL(台東区谷中3-5-7)
ストア フロント(台東区池之端2-1-45-103)
の七店のみ。いずれも、私は行ったことがなく、ネットで購入したこともない。
かつて上野広小路に「上野文庫」があり、一度入ったことがあったが、消滅した。
琳琅閣は本郷の店を覗いたことがあるが、私には歯の立たないものばかりだった。
「吉田里子」とは、松山荘二『古書肆「したよし」の記』に書かれた「吉田書店」だ。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[2331] [2330] [2329] [2328] [2327] [2326] [2325] [2324] [2323] [2322] [2321]
カレンダー
05 2019/06 07
S M T W T F S
7 8
17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(06/16)
(06/15)
(06/14)
(06/13)
(06/12)
(06/11)
(06/10)
(06/09)
(06/09)
(06/06)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
gwaikotsu
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ / [PR]
/ Template by Z.Zone