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気が向いたら思いついたことを書いてみます
「朝日新聞」2013年12月6日朝刊大阪14版30面に「就活する君へ」として海老原嗣生氏の話が載っている。問題なのは最後から2番目の話。彼は、
「その通り。京都のある和菓子屋さんで、一日中あんこをこねる仕事に就いた学生がいる。きちんと作業していれば、テレビを見ながらでも、同僚とおしゃべりしていてもよく、ストレスも残業もない。給与は高くはないけれど、夫婦共働きなら、普通の暮らしができる。この学生にとって、和菓子屋さんは、『割れ鍋にとじぶた』だった」
と延べている。
この『割れ鍋にとじぶた』という言葉の使い方は不適切である。
「割れ鍋」は、破損箇所のある鍋。
「綴じ蓋」は、割れた所を修繕した蓋。
「割れ鍋に綴じ蓋」の意味は、「フリペディア」の
http://www.fleapedia.com/%E4%BA%94%E5%8D%81%E9%9F%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/%E3%82%8F/%E5%89%B2%E3%82%8C%E9%8D%8B%E3%81%AB%E7%B6%B4%E3%81%98%E8%93%8B%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%8B/
 割れ鍋に綴じ蓋とは、割れた鍋でもそれに似合った破れを修繕した蓋があるという意味で、どんなにブサイクで役立たずの男であっても、物好きで相性の合う女性が広い世の中には必ずいるものだということわざ。
というの説明が正しい。
「割れ鍋に綴じ蓋」も「蓼食う虫も好き好き」も、自分のことを謙遜して言う言葉であり、他人について使うのは失礼である。他人に向かって言えば、バカにしている、軽蔑していることになる。
「故事ことわざ事典」に
http://kotowaza-allguide.com/wa/warenabenitojibuta.html
【英語】There is no pot so ugly that a cover cannnot be found for it.(どんなに酷い鍋でもそれに合う蓋があるものだ)
【用例】「他人から見れば頼りない男性かもしれませんが、割れ鍋に綴じ蓋というように、私には彼みたいな人が一番合うんですよ」
とあるのを参考にすべきである。
海老原氏は、この学生を大した能力のない奴とバカにしていることになる。彼に取材した伊沢友之記者もヒドイ。彼は、
「割れ鍋にとじぶた」。海老原さんは、江戸いろはかるたの一つを例えに使う。必ず、ぴったり合う相手があるという意味だ。選んだ1社は、割れ鍋の自分にとって、とじぶたになりえるのか。そんな視点で考えてみては。
とまとめている。言葉の意味を正しく理解していない。「お前は大したことのない人間、そういう人間が就職できる会社は当然大手ではなく、つまらない会社だよ」と言っているのだ。海老原氏の言葉に悪乗りしている。伊沢記者も「割れ鍋」で、朝日新聞社も「綴じ蓋」なのだろう。

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