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気が向いたら思いついたことを書いてみます
『冬の蠅』というと梶井基次郎が有名だが、永井荷風に『冬の蠅』という随筆集がある。今は冬どころか夏でさえも蠅を見ることはないが、昭和初年まで蠅は元気だったとみえる。
冬の蠅序
憎まれてながらへる人冬の蠅といふ晋子が句をおもひ浮べて、この書に名つく。若しその心を問ふ人あらば、載するところの文、昭和九年の冬よりあくる年もいまだ立春にいたらざる時つくりしもの多ければと答へんのみ。亦何をか言はむ。老ひてますます憎まれる身なれば。
 乙亥のとし二月    荷風散人識
「老ひてますます憎まれる身」と言っているが、荷風五十六歳である。
冒頭の「断腸花」には、大正六年九月三十日、木挽町での暴風雨体験が描かれている。
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