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気が向いたら思いついたことを書いてみます
40年程前、某君の修士論文を読んだ某教授が、「『ちりばめる』って、漢字でどう書く?」と聞いた。私は、難しい漢字なので、「私なら平仮名で書きます」と答えた。教授は、「某君は『散りばめる』って書いてるんだよ」と言うので、「それはいけませんね」と応じた。後で辞書を見ると「鏤める」とあった。今ならパソコンで簡単に出るが、当時は手書き論文時代だった。
ところが、今月発売の
三省堂現代新国語辞典 第六版
では、
ちりば・める〖散りばめる・▲鏤める〗
となったという。
http://fngsw.hatenablog.com/entry/2018/10/18/174528
言葉は多数決だ。たくさんの人が使えば、それが正しいものとなる。
この
三省堂現代新国語辞典 第六版
は、ツイッター用語や若者用語など、最近の用法をたくさん拾っている。「レンズ沼」というのも、私は半年程前、ネットで意味を確認した記憶がある。
新しい漢字表記ということでは、私も一つ提案し採用されたことがある。昭和50年当時の国語辞典には、「すべて」という項目の漢字表記は「総て・凡て・渾て」などしかなかった。辞書編集担当の先生に「『すべて』って漢字でどう書きますか?」と尋ねたところ、「全て」という答えだった。「そうですよね。ところが、今の辞書にはそれがないんですよ」と言って、改訂版に「全て」を載せることにしてもらった。いつ頃から変わったのか不明だが、
昭和56年の常用漢字表には、
全 ゼン  全部、全国、完全
     まったく 全く、全うする
としかないが、
平成22年の常用漢字表では、
全 ゼン  全部、全国、完全 
     まったく 全く、全うする 
     すべて  全て
と変っている。
「全て」に関しては、この辞書の改訂版が最初だったのではないか。
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