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気が向いたら思いついたことを書いてみます
山本七平『昭和東京ものがたり2』(日経ビジネス人文庫)の「山と空にあこがれた友」には同級生川田要三の日記が紹介されている。昭和15年2月16日の記述。
本日の飛行作業は検定であった。今日の検定は徳田二空曹の十五号機、気流もさして悪くなく、調子は良好だった。筑波山および富士山宜候を行う。機上の気持は本当に快適だ。山を征服した時の気分がする。
この「宜候」に「ようそろ」とルビが振ってあるのを見て驚いた。
三田明「若い港」に
ヨーソロ ヨーソロ ヨーソロ
明日の潮路は ラッパルまかせ
とあるからだ。
この歌は1964年4月リリース。オリンピックの年だ。いい曲だが、「ヨーソロ」の意味がわからなかった。五十年近くたって思い出した。
ウィキペディアには次のようにある。
ようそろとは航海用語で、船を直進させることを意味する操舵号令である。幕末海軍からの名残であり、旧日本海軍および海上自衛隊では、転じて『了解』『問題なし』の意味で復唱される。
漢字では「宜候」と書き、「よーそろー」と発声する。これは「宜しく候(よろしくそうろう)」が変化したものである。
三田明の歌も船の歌だから、この説明で問題はなさそうだが、先の川田要三は海軍だが飛行機乗りだ。船乗り用語を飛行機でも使っていたことが判る。
因みに、その後の「ラッパル」は「舵」のようだ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1161949911
上記ページには「ラッパル」とは「ラダー」即ち「舵」のこと、とある。
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