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気が向いたら思いついたことを書いてみます
『日本国語大辞典』には、
なるようになるさ、の意。昭和三二年封切りのアメリカ映画「知りすぎていた男」の中で、ドリス=デイが歌った主題歌のタイトル。
とある。
しかし、日置昌一『ことばの事典』には、
ケ・サラ・サラの語源
イタリア語の Che sara,sara であって、これは西暦一九四〇年ごろ、外交官のダニエル・ヴァレという人が書いた回想録から出たもので、その意味は「なるようにしかならぬ、運命にはさからえぬ」というようなことに日本ではつかわれているが、これが有名になったのは、昭和二十九年十一月廿八日に来朝したアメリカの女優エヴァ・ガードナー出演の映画「裸足の伯爵夫人」から、たちまち学生のあいだで流行しはじめた新らしい言葉のひとつである。〈下略〉
とある。
『裸足の伯爵夫人』についてウィキペディアを見ると、
1954年に製作・公開
1954年11月11日(日本公開)
とある。1954年は昭和二十九年だから、昭和三十二年の『知りすぎていた男』よりも『裸足の伯爵夫人』のほうが古い。
念のため、DVDを見てみると、
che sara sara
と複数の墓石に彫ってある。
イタリアの古いことわざで、ファブリーニ伯爵家の家訓でもあるとのこと。当然、マリアの墓石にも刻まれている。
『日本国語大辞典』が語源をスペイン語としているのと異なる。
『裸足の伯爵夫人』のケ・セラ・セラは陰鬱だが、『知りすぎていた男』の主題歌はどこか陽気・楽天的な雰囲気がある。
前者が「なるようにしかならない」なら、後者は「なるようになるさ!」という感じ。
誰しも後者のほうがいい気分になる。しかし、それとは別に、『日本国語大辞典』が初出を掲げていなのは問題である。
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