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気が向いたら思いついたことを書いてみます
『幕末の江戸風俗』について、アマゾンカスタマーレビューが投稿された。
本論・結論のみ引用。
塚原渋柿園の随想等が18編収められた本である。解説によれば、塚原渋柿園は「由比正雪」、「木村重成」、「天草一揆」等の歴史小説で知られた作家で、菊池寛、大村彦次郎等に愛読されたが、今はその歴史小説も、随想も閑却された人である。
本書の18編は大体、一、徳川幕府崩壊時の体験記、見聞記、二、幕末江戸風俗、三、江戸の言語、教育、文学、四、江戸沿革私記、五、人物評、作品評、に分けられる。
私的感想
〇一に含まれる「五十年前」が圧倒的に興味深く、感動的である。特に面白いのが、ア、噂におびえて、江戸を脱出した人々が、大金を使わされた末、結局江戸にもどってくること、イ、士族の商法の失敗例の具体例をならべていくところ、ウ、徳川の藩士には、朝臣になる道も用意されたのに、静岡までの無禄移住(殿についていく)の希望が多かったこと、エ、男女2500人(?)を詰め込んで搬送した船中の地獄絵(その割に死者は少なく、出産も無事に終わったよう)、オ、官軍と戦うと朝敵になるだけでなく、不忠の臣になる(将軍はすでに恭順している)のに戦うという至愚の兵士への共感である。
〇江戸風俗関連では、「役人風」と「講武所風」の対比が面白い。
〇注解は、2ページも使った「かっぽれ」のエロティックな注(397頁)などが面白い
私的結論
岩波文庫本「由比正雪」または「天草一揆」がそのうち出そうな雰囲気だが・・
★このレビュー氏の結論の方向に向けば面白いが、木村毅・猪野謙二の主張が、半世紀以上経っても実現していないのだから、厳しいのではなかろうか。「由比正雪」「天草一揆」が大河ドラマにでもなれば実現するかもしれないが、そんなことは、まずありえないだろう。

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