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気が向いたら思いついたことを書いてみます
明治時代の雑誌を見ていると、「淘汰」に「よない」とルビが振ってある。選別することだ。しかし、『日本国語大辞典』にこの「よない」はなく、「よなう」は「手を貸す。助ける。援助する」となっていて、違う意味だ。このようにして消えてゆく言葉があるかと思うと、百年以上隔てて同じように使われる言葉もある。
野崎左文『私の見た明治文壇』(昭和2年)によると、明治初期の新橋芸者は「祝儀を収める時はアリーヨロと挨拶した。アリーは前の説明通り有難しの義、ヨロは宜しくを略したのである。」
これは最近新年の挨拶に「アケオメ、コトヨロ」というのと同断だ。
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